歯のメンテナンスと定期健診の大切さ

歯のメンテナンスと定期健診の大切さ

健康な歯を長期間維持するためには、むし歯にならないための予防治療とメンテナンスが大切です。
歯周病やむし歯は初期の段階では気づきにくく、一度かかってしまうと根治が難しくなります。
歯の状態が悪くなると口腔内の状態にも影響を与え、口内炎や口臭、歯のザラつき、歯肉の炎症などにより菌の繁殖や歯周病が悪化するという負のスパイラルに陥ります。
定期健診でトラブルをできるだけ早期発見し、早めに治療を行うことが大切です。

定期健診

口腔内の状態によりますが、おおむね3、4ヶ月ごとの定期健診を推奨しています。

定期健診について

前回の定期健診の結果と、今の口腔内の状態を比較することで、トラブルを早期に発見します。

歯のクリーニング

歯のクリーニング

歯の表面のザラつきや黄ばみ、くすみを除去します。歯磨きでは落としきれない茶渋やコーヒー、タバコのヤニなどを取ることで、白い歯を取り戻すことができます。

スケーリング

専用の器具を使用し、歯と歯ぐきの境目や歯周ポケットにできた歯石を除去します。歯石を除去することで歯垢が付着しにくくなり、むし歯リスクを減らすことができます。

歯磨き指導

前回の定期健診の結果と比較しながら口腔内を確認し、一人ひとりのお口の状態や歯並びに合わせた歯磨き方法をご指導します。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどの選び方や使用方法のアドバイスもさしあげます。

予防治療の重要性

むし歯など歯の疾患を自然治癒させることは難しいため、何かトラブルが起きてから治療するのではなく、トラブルが起きないように予防することが重要です。
むし歯治療などのために歯を削ることになれば、元の状態にはもう戻せません。
だからこそ、予防治療をきちんと行い、むし歯や歯周病を防いで健康なお口の状態を保つことが重要なのです。